大好きな家族が天に召されました。
16歳半でした。
眠りながら、
安らかに、
虹の橋を渡りました。
「人間で言えば90歳越え。天寿を全うしたんですよ」と獣医さんは言います。
覚悟してくださいと、1年も前から告げられていたけれど
その時が来ると、覚悟なんかどこかへいってしまって、もう悲しくて悲しくて。
涙が枯れるほど泣いても、まだ涙ってあふれてくるものなんですね。
心がぽっかり空いちゃった。
何か書いてないと、思い出があふれてまた涙がとまらなくて…
なんとか文字にして感情をまとめています。
ごめんなさいね。今日は長くなっちゃうかも…
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犬の成長はあっというまです。
17年前、私の誕生日にうちに来たときは、子だぬきみたいな赤ちゃんだったのに
私たちより先に大きくなって、ひとりで逝ってしまいました…

ずっと一緒でした。
この1年は、老衰で食べられなくなっていたので、2時間おきに流動食をあげ、夜中もシリンジで補水。
オムツを替え、関節が固まらないようマッサージをする日々。
耳が遠くなることも、徘徊することも、自然の流れでした。
ああ、こうやって生あるものはすべて老いていくのだと。それもいとおしかった。
幼い時ははじける日々と笑顔をくれて
老いてからは命の尊さと
”ゆっくり枯れる”という誰もが通る道を教えてくれました。
犬って なんて素晴らしいんだろう。。。

息子と兄弟のように過ごして、
末っ子だったのに
いつのまにかおじいちゃんになって
老犬俱楽部天国組に行ってしまった愛犬…
ありがとうね
最期までがんばったね
ずっとずっと 大好きだよ

* * * * 小森まなみ