2019年11月07日

小さいけれど大きないのち  小森まなみ



大好きな家族が天に召されました。


16歳半でした。



眠りながら、


安らかに、


虹の橋を渡りました。


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「人間で言えば90歳越え。天寿を全うしたんですよ」と獣医さんは言います。


覚悟してくださいと、1年も前から告げられていたけれど


その時が来ると、覚悟なんかどこかへいってしまって、もう悲しくて悲しくて。


涙が枯れるほど泣いても、まだ涙ってあふれてくるものなんですね。








心がぽっかり空いちゃった。









何か書いてないと、思い出があふれてまた涙がとまらなくて…


なんとか文字にして感情をまとめています。


ごめんなさいね。今日は長くなっちゃうかも…


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犬の成長はあっというまです。


17年前、私の誕生日にうちに来たときは、子だぬきみたいな赤ちゃんだったのに


私たちより先に大きくなって、ひとりで逝ってしまいました…


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ずっと一緒でした。


この1年は、老衰で食べられなくなっていたので、2時間おきに流動食をあげ、夜中もシリンジで補水。


オムツを替え、関節が固まらないようマッサージをする日々。



耳が遠くなることも、徘徊することも、自然の流れでした。



ああ、こうやって生あるものはすべて老いていくのだと。それもいとおしかった。






幼い時ははじける日々と笑顔をくれて


老いてからは命の尊さと


”ゆっくり枯れる”という誰もが通る道を教えてくれました。


犬って なんて素晴らしいんだろう。。。



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息子と兄弟のように過ごして、



末っ子だったのに



いつのまにかおじいちゃんになって



老犬俱楽部天国組に行ってしまった愛犬…







ありがとうね



最期までがんばったね



ずっとずっと 大好きだよ





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      * *  * *  小森まなみ  




posted by 小森まなみ公式ブログ at 17:52| 日々のこと